歳を重ねても夢を叶える人に。

12月上旬、男女共同参画の先進地視察ということで、
八女市・黒木町の黒木たかっぽさんへお邪魔してきました。
今回はそちらのご報告をば。

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バスでえっちらおっちらと耳納連山を越えて八女方面へ。
1時間20分程度で旅の目的地、黒木たかっぽさんへ到着。
入口ではこの時季のお出迎えが。

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こうした奇をてらわないけれど季節にしっくりと馴染むしつらえも、
視察へ参加された方々に、是非見ていただきたい事でした。

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今回の研修旅行で皆さんにご紹介したかった方、城寿美香さんです。
黒木たかっぽの創業者で、あすばる(福岡県男女共同参画センター)の
ロールモデル
にも選定されています。
黒木町の農家に嫁いで約40年の間農業に従事された後、お父さん(=夫)に
「もう農業は卒業します」と宣言し、「昔ながらの山の素朴な料理を提供したい」と
いう夢に向かって走り始めました。

「ず~っと農業をしていて、開業資金が無かったので、年金を元手にしようって。
そこから、また新しくスタートだと思って、いろんな人にお知恵をいただいたり、
サポートしてもらったりしたの」「この建物、若い頃に住込みでお世話になってたの。
お世話になっていた先生のご家族が福岡にいらっしゃって、相談させてもらって、
それじゃあ頑張りなさいってものすごく応援してもらってね」
「とにかく、周囲の大勢の人の応援があっての開業だったの」という事を朗らかに
話して下さいました。

2009年からはここの座敷を使った昼食の提供も開始。評判が評判を呼び、
大勢の方が城さんと出会い、その素朴な料理を食べに足を運ぶようになったのです。

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掛け紙にも注目。ユニークなネーミングは会話のきっかけ作りにもなるのです。

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その時季に黒木で採れるものを、慣れ親しんだ調理方法で。
当然、使われるのは山の食材が殆ど。

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山で採れる柚子を釜に仕立てた料理や、作り置きはせず、
必ずその日に炊くというあんこを使ったおはぎも。

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店名にも使われている竹で出来た器、たかっぽ。
この日はだご汁がたっぷりと。

選ぶ食材、味付け、ネーミング、盛りつけ・・・いたるところに城さんのアイデアが光る、
そんな楽しい昼食は、うきはで「歳は重ねた。けれど、自分も何か新しく行動したい」と
お考えの方々にとって刺激的だったよう。

「私もここは娘婿が跡を継いでくれたので、次の目標に向かって少しずつ頑張っている
ところ。楽しみながら、出来るところからね」と笑顔で語られる城さんが印象的でした。
年齢を言い訳にせず、出来るベースで前へ前へ進んでいる城さん。素敵な人生の先輩です。

今回の研修が、参加されたうきはの女性の方々にとって、それぞれの夢を大切にしようと
いうきっかけになったら・・・と思います。