流通出来る加工商品を作るって何だろう?

うきは市と言えば、農業に適した風土によって農産物がたくさん作られています。そして、農業従事者の方が大勢いらっしゃいます。果物にしろ野菜にしろ、ここまで多品種多品目の地域って珍しいと思います。

もちろん、全てがA品扱いで流通できればこんなに素敵な事は無いのですが、見た目、味、そしてその年ごとの需給バランスなどでB・C品や取扱外商品が出てきてしまいます。生産者の方にとっては全てが手塩にかけて育てた農産物たち、出来ることならば、きちんと流通して消費者の方々の口に入り、そして喜んでもらえる事が理想です。

そこで、「うちの農産品を加工して、売り出したい」「地域のもったいない農産物を活かして、流通の業者さんに扱ってもらえるようになりたい」という声が出てくるわけですね。幸いな事に、うきは市には市外から大勢の方がお出でになる「直売所」が2カ所もあります。「まずは直売所からチャレンジしたい」と年齢性別に関わらず、意欲的な方々がチャレンジし易い土壌もあります。

今期、男女共同参画センターではそうした方々の「最初の一歩」をサポートすべく、「食品表示の知識」「正しい食品加工」「パッケージ含めた商品の整え方」「流通の方とのやりとりの」に焦点を当ててシリーズで講座を展開してきました。


どうすれば美味しく、そして美しい発色のまま瓶に詰めることが出来るのか・・・
 


流通する食べものは美味しくて当たり前。どうしたらその美味しさを伝えられるパッケージに出来るのか。

私たちが目にしている商品パッケージの正しい表記の仕方、1番チャレンジしやすいジャム・ドレッシング・漬物の作り方、そして時には、農水省の標準商品企画書のフォーマットを使ったアピールの方法などについても指導をしていただきました。

販売価格やおろし価格についての考え方・設定の仕方、賞味期限・消費期限や使うべき原材料、自分たちの商品として親和性のあるパッケージ・・・考えなければならない事は多岐に渡りますが、「うちの商品を食べて美味しい~って言ってもらえたら、嬉しい!」「もったいない分をどげんかできたら、尚のこと嬉しい!」という気持ちで大勢の皆さんがチャレンジされました。

今期のチャレンジだけで、「流通に耐えうる」そして「お客様に喜んでいただける」商品が完成したわけではありません。が、その目標に向けた第一歩を踏み出した方が大勢いらっしゃる事、嬉しいです。これらの講座は来期も継続していく予定です。「眠れる素材から光る商品を!」という気持ちで、取組は続きます。