子の看護休暇について~育児・介護休業法の改正~


「子の介護休暇」をご存じでしょうか?「育児・介護休業法」に定められている休暇です。高齢者の介護と比較すると認知率が低いので、初めて聞いたという方も多いのではないでしょうか?共働き世帯が多数を占め、またシングルペアレントで頑張っている親御さんも多い昨今です。知っておいてマイナスにはならない制度ですので、ご紹介しておきましょう。

4月・5月は新入園などで、子どもたちが体調を崩しがちな季節。すぐに熱を出したり、病気がうつってお迎え要請の電話が入ったりします。そんな時、利用したいのが、この「子の看護休暇」です。小学校就学前の乳幼児が対象です。必要時に、会社に申請すれば、1年間に5日間休暇がもらえます。子どもが2人以上の場合は、10日です。従来は、1日単位での取得だったのですが、H29年度の改正から半日(所定労働時間の1/2)からの取得が可能となっています。もちろん父親・母親いずれもが取得可能です。

ちなみに、予防接種や健康診断受診のための休暇の取得も可能です。休暇を取得する場合、電話等での口頭による申し出を認めること、診断書等はできる限り提出する義務をなくすように厚生労働省では指針を出していますが、事業所によっては、書類等の提出を義務付けている場合もありますので、確認をしておいた方がよいでしょう。

また、この休暇については無給としている事業所が多数です。「無給ならば欠勤と同じ?」かと思いますが、子の看護休暇は法律で定められた「休暇」という権利なので、査定に関わる「欠勤」とは異なります。「子の看護休暇」という制度があるということを知っておくだけでも、なにかあったときに活用できるかもしれません。この改定で、休暇が取りやすくなる方もいらっしゃるのはないでしょうか。

集団生活をしている乳幼児は頻繁に病気にかかりますが、仕方のないことですし、そうやって少しずつ体力や免疫力がついていきます。活用できる制度は上手に使って、今の時期を乗り越えていきましょう。

この制度について、詳細は⇒こちら