「性の多様性」の啓発について

このところ、「性の多様性」を多くの方が知るきっかけになるであろうニュースが続いています。その中で、行政が関わった事例がいくつかありました。ご紹介しておきましょう。

①福岡市では「パートナーシップ宣誓制度」がスタートしました。LGBTなどの性的少数者の同性カップルを「パートナー」として公的に認証する制度で、カップルが宣誓書にサインし提出すると市が引換えに宣誓受領証を交付する仕組みです。制度導入は全国7自治体目、九州初となります。当事者の方は「社会的にも祝福された気持ちでうれしい」と発信されていました。

http://www.city.fukuoka.lg.jp/shimin/jinkenkikaku/life/lgbt/partnership.html

②香川県高松市は市内のLGBT支援団体と協働し、保育園や学校の教職員向けの「LGBT啓発パンフレット」を制作しました。団体に寄せられた児童や教員の相談などを基に作成されたそうです。また、パンフレット制作以前にも他の団体と協働でシーンごとに活用できるパネルを制作し、貸出などを行ってきたそうです。

http://www.city.takamatsu.kagawa.jp/kurashi/shinotorikumi/jinken/keihatsu/lgbt.html

ちなみに、学校における「性の多様性」尊重については、千葉県柏市で今春開設の中学校が性別に関係なく誰でも自由に選べる制服を導入した事や、東京都世田谷区が全区立中学校において性別にかかわらず選択できるような環境整備に向け、検討を始める方針を示した事も報道されています。

各種調査によると、人口の8%程度が性的マイノリティーという結果があるそうです。両性愛者であるバイセクシュアル、男性の同性愛者であるゲイ、女性の同性愛者であるレズビアン、その他のカテゴリーの方々がこの数字に含まれます。

うきは市というローカルではなかなか実感が湧かないかもしれませんが、従来の「当たり前」が原因で、生きづらさを抱えている当事者やそのパートナーやご家族が身の回りにいるかもしれません。まずは実態を「知る」ことから。そして世の中の流れを把握することから。一人一人がその人らしく生きていける社会実現のための「最初の一歩」です。