男女共同参画、災害時にこそ重要な視点です。

県内でも大勢の方が災害に見舞われましたが、この7月に西日本を襲った豪雨災害で、懸命な救助活動が続いています。そして、各地で本当に大勢の方々が避難生活を強いられています。災害が続く日本、どうかこれ以上悲しく、つらく、やるせないお知らせが続きませぬよう。

今回、うきは市は大きな被害が出ていませんが、6年前のH24年7月には集中豪雨がありました。昨年は朝倉市・東峰村などが被害にあいました。市外での被害であっても、血縁の方々や友人・知人の方々がいらっしゃれば「何か手助けできることはないだろうか?」、あるいは残念なニュースを目にして「ボランティアとして活動できることはないだろうか?」とお考えになる方もいらっしゃると思います。

そんな時、是非、「男女共同参画の視点」で災害について見つめていただけたらと思います。厚生労働省や各省庁、そして全国の防災先進地域では、様々な取組みやその検証作業がなされています。一部をご紹介します。

・ダンボールや紙管・布を使った簡易間仕切によるプライバシーの確保
・女性用更衣室・授乳室・物干し場の設置
・男女別トイレの設置と照明や鍵の設置、導線の配慮
・生理用品や女性用下着など女性用物資の「女性による配布」
・乳幼児のいる家庭エリア・女性単独世帯エリア・母子専用エリアの設置
そして
・避難所の運営体制に対する女性の参加
があげられていました。「女性がするのがさも当然かように、一日中炊きだしや片付けに追われた」と「性別役割分担」という意識の課題が指摘されている事案もありました。食事の準備・片付け、乳幼児や高齢者のケア、清掃などが女性に偏り、行政との連絡調整などが男性に偏り・・・というのも大きな問題です。男女を問わず、「出来る人が出来ること」を共同で作業できるように配慮する事が求められています。また、行政との連絡において「男女それぞれの問題・課題」がきちんと伝えられているのか、という点もとても重要な問題です。

さて、今回は、特に小さいお子さんのいる女性を主にしている防災啓発情報を以下にピックアップしました。「あ、あの情報のってたな」と参考にされたり、「こんな時はどうしたらいいのか見てみよう」と判断材料にされることもあるでしょう。事前に少しでも知っておくことで、被災時に「弱者の視点」から見ることが出来るようになるかもしれません。日本全国、いつ、どこででも自然災害が起こり得る、そんな時代になっています。男女共同参画の視点を持つことで、「声なき声」もピックアップ出来るよう、努めていけたらと思います。

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*参考として・・・福岡県の災害関係ポータルサイトより