「ザ・九州」な加工品を送り出すために~高菜漬加工~

尾崎正利さんを講師にお迎えしてシリーズで開催してきた食品加工講座、年度末も頑張っています!今回チャレンジしたのは・・・「高菜漬けとその2次加工」です。「え?今さら高菜漬け?」と思う方もおられるかもしれませんが、今回の取組みにもやはりいくつか理由があるのです。

まずは、高菜が「九州を代表する味」であること。九州以外の地域の方から見てみれば、全国各地に進出している豚骨ラーメンのトッピングにつかわれていたり、空港や主要な駅の売店などで扱われているので、明太子同様にいわゆる「九州の食べもの」なのです。

それと、九州の中でも代表的な産地がいくつかありますが、その中の1つ、福岡県南(管内のみやま市が一大産地)では、生産量がここ10数年で急激に減少しています。他の地域では少しずつ作付面積や生産量が増えていますが、いずれにしろ、主要産地での生産量減少は全体の受給バランスに大きく影響します(ニュースなどでも取り上げられるほど)。生産者の高齢化が主な原因のようです。だからこそ、今まであまりエリア外に流通してこなかったうきは産高菜加工品も、手にとっていただく機会が増える可能性が出てきます。

地域のオリジナル性を出せること、「ザ・国産!」をアピールできること、そして、市民の方々が今まで培ってきた「暮らしの知恵」の延長線上にある商品であることから、実は食品加工を生業にしたい方にはお勧めの商品が「高菜漬け」なのです。

今回は、一次加工としての漬け方の見直しと、二次加工としての高菜漬け加工商品づくりにチャレンジしました。

昨今の低塩分ブームをどう解釈するか、安全安心な加工品としての高菜漬けをどう提供するかということから・・・

加工品をどのように製造するか迄を学びました。もうすぐ事業をスタートする方、そして既存事業に加えて漬物を扱い始める方なども参加され、真剣な眼差しで尾崎さんのレクチャーを学んでいらっしゃいました。

高菜漬けは、一見すると華やかさはありませんが、調理性や簡易性、そして「漬物=スローフード」などアピールポイントが沢山あることが、商品として優れたところだと思います。また、「産地直結型」がアピール出来るのは、ローカルゆえの利点です。消費者の方々に「探し出せた!」「出会えた!」という達成感や幸福感を感じていただけるからです。今回受講された「食品加工を生業にしたい!」と思っている方々には、消費者の方と双方向で交流できるように「情報発信力」のスキルアップも目指していただけたらと思っています。

さて、この食品加工講座で平成30年度に予定していた全ての主催講座が終了しました。今期も大勢の皆さまにご参加いただくことが出来ました。ありがとうございます。来期も、うきはで暮らす皆さん・働く皆さんが、自分らしく暮らしていくためのヒントになるような講座やイベントを開催していきたいと思っています。引き続きどうぞ宜しくお願いします。