「おとう飯」は家事初心者のためのきっかけ作り。

おじい飯、おばあ飯、おかあ飯、おこ飯。 それぞれの参考になりそうなレシピも色々。

 

2年前に内閣府の男女共同参画局が旗をふってスタートしたキャンペーンがあります。その名も、「おとう飯」キャンペーンと言います。

ちなみに、おとう飯と書いて、「めし」ではなく「はん」。おとうはん。何だか、はんなりした感じがするような気がするのは私だけでしょうか…。こちらのキャンペーン、スタート当初は色々なSNSで賛否両論、ザワザワザワと話題になっていました。どちらかというと、女性からも男性からも「否」的な意見が多かったかと思います。

女性からは、「じゃあ、おかあ飯は手間がかかって見栄えが良くて段取りもよくないと駄目ってこと?」や、「おとう飯って男性ばっかり言われてるけど、女性だって今は忙しいから!男も女もじゃなくて、自分の食べるものは自分で作れるようになれってことじゃないの?」や「限られた予算を考えて食材を買って、作って、片付けるまでが料理だから!!」、そして男性からは「いや、わざわざ『おとう飯』って言われなくても、我が家ではずっと父親の自分も作ってるから!知らしめて欲しいのはそこじゃないから~!」などなどの論調があったように記憶しています。

今年に入ってからもSNSで実際に男性の方々が「#おとう飯」というタグをつけてアップされたり、色々な方が「おとう飯」についてのとらえ方について発信されたりしているので、今さらながらですが、「おとう飯」について整理して考えてみたいと思います。

まず、「簡単に手間をかけず見た目が悪くても美味しい」という点ですが、もしそのお父さんが全くの料理初心者だったら、いきなり「面取り」とか「千切り」をお願いしても、難しいと思うのです(かく言う私も、千切りが大の苦手です。ざく切りになってしまう…)。家にある食材で適当にササッと作ったり、応用料理を作るようになるのは、経験を積んでいくことで増えていく引き出しではないでしょうか。それに対して「おとう飯」は、実際に手を動かして、「家庭料理というものへのハードルを下げましょう」という「最初の一歩」的な「きっかけ作り」だろうと思います。

そして、料理同様、掃除や洗濯なども家事の1つ。掃除や洗濯も、やはり男女問わず、父親も母親も(いえいえ、子どもたちも)出来るようになることが望ましいのではないでしょうか。もしも家族というチームの中で病人やけが人が出たら、お互いにカバーしあって乗り切ることが出来るようになるためにも、日々の練習がきっと大切。練習の中で問題が出てきたら、みんなで話し合って改善して、より良い在り方に整えていけたら良いのではないかなぁと思います。

こちらは我が家の「おとう飯」。 肉と芋。ざっくりしています。

 

というわけで、老若男女、おじいさん、おばあさん、お父さん、お母さん、そしてもお子さんも、「簡単にできる美味しいおとう飯」作りにチャレンジしてみて下さい(ページには色々なレシピが掲載されています)。家事スキルがぐぐっと向上するきっかけになるかもしれません!

※うきは市内小中学校の「弁当の日」でも作ることが出来るかもしれませんね。「おこ飯」にぜひ!