3月8日、国際女性DAY。

3月8日が何の日か、ご存知の方はおられますでしょうか。実は、1904年のこの日、アメリカ・ニューヨークで「婦人参政権」を求めたデモが起こり、その6年後の1910年のコペンハーゲンでの国際社会主義会議で「女性の政治的自由と平等のために戦う日」と提唱されました。それから更に65年を経た1975年、国連は3月8日を「国際女性デー(International Women’s Day)」と制定しました。

それから45年の間、これまでの「女性の自由と平等のための前進」を振り返り、変革が呼びかけられ、国や社会の歴史上、素晴らしい役割を果たした「女性たちの勇気と決断を称える日」として、世界各地で様々な運動が行われています。

そして今年のテーマは…「平等のための1人」です。「世界中の個人個人が、力を合わせ、男女平等を実現していこう」というスローガンをたてている国際女性デーの主催団体・IWD(International Women’s Day)は、以下のメッセージを送っています。

「個人として、私たちはみんな自分の考えや行動に責任があります。私たちは、固定観念に異議を唱え、偏見と闘い、視野を広げ、状況を改善し、女性の功績を称えることができます。私たち一人ひとりが集まれば、男女平等の世界を作り出すことができるのです。みんなで平等のための1人になりましょう。」

そこで日本のことを振り返ってみましょう。2020年は、日本において性差による問題解消に向けた取組みに対して重要な年次です。政府は「2020年までにあらゆる分野の指導的地位に占める女性の割合を30%程度にする」という目標を掲げていたからです。然しながら、2019年12月に発表された各国の「ジェンダー・ギャップ指数」では、政治分野で144位、153ヵ国中のワースト10に入っています。総合でも前年度からさらに順位を下げ、121位という結果となりました。 また、医学部を受験した女性の受験生たちが不利な状況に置かれていたように、「性別による格差」が非常に色濃く残っていることもここ数年で明らかにされました。

IoT、ビッグデータ、AI、ロボット・・・第4次産業革命の到来が語られ、共働き世帯の数が専業主婦世帯を上回るなど、21世紀は多様な働き方も広がっています。誰もが性別に関係なく「自分らしく」あることが尊重され、「自分らしい」生き方が出来るよう、これからも市民の皆さんと共に考えていけたらと思います。