家庭内トラブル、増えていませんか?

令和2年度がスタートしましたが、何となくざわついた心持ちでいます。

全国的に大都市だけでなく、ローカルでも感染者数が増えているので、「これは…昨日発表されていた近隣自治体で感染者が出たというニュースでなのかしら?」と思います。

さて、当センターでは、4月から講座やママのリフレッシュタイムなど主な行事のスタートを予定していましたが、それらをいったん全てストップしています。TELやメールでの業務は続けており、換気に気を付けマスク着用体制です。外出を自粛されている方が多いのか、以前から来所されている方も減っています。これからも油断しないよう、スタッフ一同、お出でになる皆さんの健康に気をつけたいと思います。

さて、過日、国連から心配される発表がされていました。新型コロナウイルスの蔓延により、世界各国が外出制限などを打ち出す中で、「家庭内暴力が増える恐れが非常に強い」と警告する声明でした。また、感染の広まりに伴い、家事、子ども・高齢者・病気の家族の世話などで女性の負担が増していることに加えて、移動の制限、家計の制約、一般的な不安感が更に事態を複雑化させている・・・と注意が促されていました。

また、NPO法人「全国女性シェルターネット」からも、新型コロナウイルス感染拡大に伴う自宅待機などで、家庭内での児童虐待やDVの増加が懸念されるとして、防止に向けた対策を求める緊急要望書が政府に提出されていました。

要望書では、

・外出自粛に伴い、暴力の深刻化や加害者の監視など行動の制限が強まる。

・非常勤職員の自宅待機、雇い止めが多発しているため、経済的困窮に陥る家庭での暴力、虐待の増加が予測される。

・飲食業等で働かざるを得ないシングルマザーなどは、直ちに生活困窮に陥る。 

・自宅勤務の配偶者や子どもたちが在宅していて、相談電話をかける機会が奪われる。

などが懸念材料として挙げられていました。収入減、子どもの外出制限等、ご家庭によっては大変厳しい状況が続いているのだろうと思います。身に危険を感じる時は110番へ、そして収入減については生活のための休業補償等の各種制度利用を。

とは言え、このような感染の広がりを見ていると、当面の間は誰しもが日常から切り離されてしまう恐れをもちながら、過ごしていく日々が続くのだろうと思います。その中でお困りの方々が相談できるところときちんとつながることが出来るよう、センターとして今できる啓発活動を続けていきたいと思います。