防災の指針とは?~男女共同参画の視点から~

この9月、超大型台風の北部九州上陸が懸念されましたが、ここ数年来、毎年のように何がしかの自然災害が発生しています。気候含め、変動期に入っているのだろうかと感じる方も多いようです。

さて、今年5月、「災害対応力を強化する女性の視点」~男女共同参画の視点からの防災・復興ガイドライン~が内閣府から公表されました。日本のみならず、世界各地を見回してみても、様々な自然災害等が各所で発生していることはご存じの通りかと思います。

九州内でここ数年間に発生した自然災害において、災害発生から復興に至るまで、現場では各段階で多種多様なニーズが発生しているように感じています。もちろん従来行ってきた防災も大切です。が、さらに女性の視点を活かし、防災活動への参画を推進することは、年齢・障害の有無・性・国籍など多様な方々への配慮へもつながり、結果として「地域全体の安心・安全を守る防災力」の強化につながっていくのだろうと思います。

■◇■ 災害対応力を強化する女性の視点~男女共同参画の視点からの防災・復興ガイドライン ■◇■

備蓄している内容・ボリュームは適切か、プライバシーはきちんと保護される体制になっているか、社会的に配慮を必要とする方々への適切な支援がなされているか、運営に両性が参画できているか、ルール決めの過程に女性がお飾りではなく参加できているか・・・など、考え、ジャッジしなければならない要因は多様に存在します。対策の方針をたてる意思決定の場に女性が参画することから進めていかねばならないと思われます。お住まいの地域で、そうした協議は始まっていますでしょうか?「災害が起こってはじめて女性の視点を取り入れる」ではなく、そうした場を意図的に作っていくことがまずは必要だろうと感じます。